プロキオンと言えばシリウス、ベテルギウスとともに冬の大三角形を形成する一等星なのだが、何故か季節が真逆の七夕の季節に行われる。裏では七夕賞が行われるというのに。裏が七夕賞なら七夕にゆかりのある織姫と彦星（ベガとアルタイル）以外の夏の大三角形の星の名前からとってデネブステークスとでもしておけばいいのに。

　さて、本命は一昨年のこのレースの覇者キングスガードとする。今年で８歳だが、ここ３戦連続３着に好走するなど衰えはない。シニスターミニスター産駒はこのコースの成績が抜群で、回収率も高く単勝回収率は200%を超えている。この馬自身も一昨年のこのレースで勝っているので、もちろんこのコースは得意だ。昨年は７着に敗れてしまったものの、今年はデムーロ騎手を起用して勝負モードだ。実績と鞍上に期待してこの馬を本命としよう。

　相手筆頭は昨年のこのレースで４馬身差の逃げ切り勝ちを収めたマテラスカイ。展開がハマれば今年もあっさりかもしれない。海外遠征明けだがいきなりもありそうだ。

　その他の馬ではもう１頭のシニスターミニスター産駒アードラーを中心に、サクセスエナジー、ヴェンジェンス、サンライズノヴァ、ウインムート、アルクトス、ミッキーワイルドに流しておこう。