今年は小倉で行われる中京記念である。しかも距離は1800mに伸びた。それでもサマーマイルシリーズの１つなのだが、例年の傾向はアテにできないし、マイルがベストな馬が来るとも限らない。一筋縄ではいかず、堅く収まることはないだろう。そもそも人気がかなり割れているため、どういう組み合わせで決まってもそこそこの配当は付きそうなのだが。

　本命は前走のマーメイドＳで格上挑戦ながら２着に好走したクラヴェルとする。マーメイドＳで本命としたが、その時の予想で書いた通り、横山典弘騎手は52kgでの成績がかなり優秀である。過去３年で連対率35.8%であり、単勝回収率は307%である。横山典が52kgでも乗ってくれるというだけで、勝負賭かりの期待馬と思って良い。３勝馬だが大崩しないタイプであり、牡馬も混じった重賞でも52kgなら好走を期待できそうだ。

　相手は、ハンデ戦で混戦模様であり、多くの馬にもチャンスがありそうだ。近走（というよりはオープンではずっと）不振な７歳馬を除く全ての馬に流そう。