本命はダービー馬ダノンデサイルとする。今年は神戸新聞杯が中京芝2200mで行われたことで阪神芝2400mとは求められるものが違うということで回避してダービーから菊花賞直行のローテーションを選んだ。皐月賞で除外となったためダービーも実質的に鉄砲で臨んだことになるが、そこでしっかりと結果を出していることから休み明けは問題ないだろう。他のダービー上位馬が不在のこのメンバーではこの馬が抜けている。休み明けという若干の不安材料はあるが、本命はこの馬で決まりだ。

　対抗はセントライト記念の勝ち馬アーバンシック。近年はセントライト記念組の活躍が増えており、特に今年は前述通りの変速開催で神戸新聞杯組は例年ほどアテにできないため、東のトライアル勝ち馬のこの馬を狙おう。セントライト記念１番人気で２着のコスモキュランダの方が春の実績は上だが、血統的に長距離に向きそうなアーバンシックの方がトライアルを勝った勢いもあり、ここでは期待できそうだ。

　もう１頭、神戸新聞杯の勝ち馬メイショウタバルを押さえておく。今年は神戸新聞杯が中京芝2200mだったこともあり、着順はあまりアテにできないかもしれないが、単騎で逃げて粘れるしぶとさがあり、一発がありそうだ。父ゴールドシップ、母の母の父ダンスインザダークと菊花賞馬の血が入っており、血統的にもこの舞台は期待できる。

　買い目は上記３頭の馬連ボックスで勝負する。