本命は２年連続連対中のニシノデイジーとする。一昨年のこのレースの覇者であり、昨年は２着。さらに、今年の中山グランドジャンプで３着と、大障害コースでは安定した成績を残している。８歳だがまだ衰えはない。２歳時に重賞２勝とホープフルＳ３着で平地で活躍していたが、決して早熟なわけではなく、障害転向後に復活した息の長い馬である。中山での実績を考えるとこの馬が軸として最適だ。３年連続連対も十分あり得る。

　相手本線は昨年の覇者マイネルグロン。今年は昨年と異なり平地で叩いての出走である。久々の障害だが、平地とはいえ叩いているので問題ない。昨年勝っているように中山大障害のコースは合っている。昨年に続く活躍に期待しよう。

　もう１頭、重賞連勝中のジューンベロシティも押さえておこう。最も実績のあるのは東京だが、中山でも中山グランドジャンプ２着の実績がある。価値馬臨戦過程はメンバー中最も良く、勢いがあって、コースも問題ないので押さえておこう。