2026年 5月24日(日) 2回東京10日目 15:40発走
11R第87回優駿牝馬
3歳・オープン・G1(馬齢) (牝)(国際)(指定)芝 2400m 18頭立

 ドレフォンは Storm Bird 系の種牡馬でダートのイメージが強い。昨年から今年にかけてはスターアニスやウォーターリヒトが芝GIで活躍しているがいずれもマイルのレースばかりであり、芝で走るにしても短距離からマイルまでというイメージがある。しかし、このレースが行われる東京芝2400mでの戦績はサンプル数は少ないものの[2,1,1,4]と勝率25%、複勝率50%だ。着外の4つもすべて4着と大負けはしない。馬券になったのがすべて後の阪神大賞典2着やメルボルンカップ2着のワープスピードなので(青葉賞時点)、たまたま長距離に適性のある馬が数字を稼いでいるだけなのかもしれないが、ダート短距離のイメージがあるドレフォン産駒がイメージに合わないこのコースで活躍しているという点は特筆できる。

 上記は今年の青葉賞の予想で書いた内容である(成績の数値は最新のものに更新)。その青葉賞ではドレフォン産駒のノチェセラーダを本命としたら4着だった。ドレフォン産駒が4着以内に必ず入るという記録は継続されている。スターアニスは距離不安説が出ているが、ドレフォン産駒は東京芝2400mはむしろ得意だし、母父ダイワメジャーも意外と長いところも走れている。阪神JFと桜花賞を勝った実績があり、桜花賞に鉄砲で出走しているを見ると、陣営はオークスで勝負しに来ているのだろう。桜花賞狙いでオークスは「好走できればラッキー」という感じでお釣りで出てくるのであれば、桜花賞の前にステップレースを使うはずである。前売り1番人気だが、実績の割にはそこまで一本かぶりではないので、スターアニスを本命としよう。

 対抗は桜花賞2番人気(9着)のドリームコア。桜花賞こそ敗れたものの、東京コースでは3戦3勝と府中への適性は抜群だ。血統的には距離が延びた方が良さそうなタイプであり、得意の府中で桜花賞の雪辱を果たすだろう。

 もう1頭、フローラSの勝ち馬ラフターラインズも押さえておこう。きさらぎ賞では牡馬相手にタイム差なしの3着。自身や母の名に「ローズ」やその派生語が含まれないので気づいていない人もいるかも知れないが、3代母がオークス2着のローズバドというローザネイ一族(薔薇一族)という良血だ。ただし、この一族は大レースで2着、3着が多いので、頭では狙わず2着着けとしよう。

 というわけで、買い目は本線がスターアニスドリームコアの馬連で、その他はラフターラインズ2着固定でその2頭に馬単で流す。

結論
[馬連]
10-12 ・・・1500pts
[馬単]
10→18 ・・・1000pts
12→18 ・・・ 500pts
B馬名性齢騎手斤量
1 1 ミツカネベネラ 牝3横山和生55
1 2 レイクラシック 牝3 *M.ディー55
2 3 アランカール 牝3武豊55
2 4 ロングトールサリー 牝3 *戸崎圭太55
3 5 リアライズルミナス 牝3 *津村明秀55
3 6 ロンギングセリーヌ 牝3石橋脩55
4 7 スタニングレディ 牝3三浦皇成55
4 8 スマートプリエール 牝3原優介55
5 9 トリニティ 牝3 *西村淳也55
510スターアニス 牝3松山弘平55
611 アメティスタ 牝3 *横山武史55
612ドリームコア 牝3C.ルメー55
713 エンネ 牝3 *坂井瑠星55
714 ソルパッサーレ 牝3浜中俊55
715 アンジュドジョワ 牝3岩田望来55
816 ジュウリョクピエロ 牝3今村聖奈55
817 スウィートハピネス 牝3高杉吏麒55
818ラフターラインズ 牝3D.レーン55
レース後のコメント

 ジュウリョクピエロが馬群を縫うようにして差し切り、劇的なオークス制覇を決めた。正直、東京競馬場未勝利かつクラシック初騎乗の今村聖奈騎手とのコンビは人気先行と見て切っていた。だが、その私の評価をあざ笑うかのような完璧な騎乗だった。パドックではかなり発汗しており、イレ込み気味にも映ったが、それでも本番で能力を引き出し切ったのは見事というしかない。勝利騎手インタビューで「レースの緊張より落とされないかなという緊張の方が大きかったです」と語っていたが、その極度のプレッシャーの中で冷静に立ち回り、JRA日本人女性騎手初のGI制覇をオークスで成し遂げたのだから歴史的快挙である。

 レースは超スローからの瞬発力勝負。向正面でリアライズルミナスが動いたことで流れに変化が生まれたが、それでも最後は切れ味比べになった。我が本命スターアニスは道中かなり力んでおり、1角から折り合いを欠く厳しい形。桜花賞を鉄砲で使ってオークス勝負という読み自体は悪くなかったと思うが、結果的には距離というより気性面の難しさが大きく出た印象だ。ドレフォン産駒の東京芝2400m適性に期待したものの、今回はまったく力を出し切れなかった。

 一方で対抗ドリームコアは桜花賞の敗戦から見事に巻き返し、府中適性の高さを改めて証明した。勝ち馬に差されたとはいえ、勝ちに等しい内容だった。そして紐に押さえたラフターラインズも3着。薔薇一族らしくまたしても「善戦マン」ぶりを発揮した形で、予想で2着付けにした狙い自体は悪くなかっただけに惜しい結果だった。ジュウリョクピエロさえいなければ馬単的中だったので馬券的には悔しいが、そのジュウリョクピエロが騎手の完璧な騎乗によって歴史的な快挙を達成した見応え十分の一戦だった。

外れ

2026年 5月24日(日) 2回東京10日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第87回優駿牝馬
3歳・オープン・G1(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝 2400m 18頭立
馬名性齢騎手斤量タイム着差通過順上3F単勝体重増減調教師賞金
816 ジュウリョクピエロ牝3今村聖奈 55 2.25.613-12-14-1433.1 510.9464 -2(栗)寺島良15000
612ドリームコア牝3C.ルメー 55 2.25.6クビ04-04-03-0334.3 35.2498 -4(美)大竹正博6000
818ラフターラインズ牝3D.レーン 55 2.25.6クビ10-12-12-1333.3 23.2462 +2(美)小笠倫弘3800
35 リアライズルミナス牝3津村明秀 55 2.25.7クビ10-10-02-0234.61099.7492 +2(栗)橋口慎介2300
817 スウィートハピネス牝3高杉吏麒 55 2.25.703-03-06-0534.111112.0438 -2(栗)北出成人1500
12 レイクラシック牝3M.ディー 55 2.25.7クビ13-12-12-1033.612124.4490 0(栗)新谷功一 
713 エンネ牝3坂井瑠星 55 2.25.9 3/417-17-17-1733.1 47.6512 -4(栗)吉岡辰弥 
23 アランカール牝3武豊 55 2.26.0 1/210-10-11-1033.9 612.5434 +4(栗)斉藤崇史 
715 アンジュドジョワ牝3岩田望来 55 2.26.0クビ15-15-15-1433.4 733.7450+14(栗)福永祐一 
1059 トリニティ牝3西村淳也 55 2.26.21 1/401-01-01-0135.4 959.2446 -4(栗)安田翔伍 
1124 ロングトールサリー牝3戸崎圭太 55 2.26.3クビ08-07-10-0834.414260.5490 -6(栗)福永祐一 
12510スターアニス牝3松山弘平 55 2.26.4104-06-08-1034.3 13.0480 0(栗)高野友和 
13714 ソルパッサーレ牝3浜中俊 55 2.26.8215-15-15-1434.315309.3460 +4(栗)四位洋文 
14611 アメティスタ牝3横山武史 55 2.26.9 3/402-02-03-0335.513157.7460 +2(栗)牧浦充徳 
1548 スマートプリエール牝3原優介 55 2.27.0クビ08-07-08-0835.2 837.9472 0(栗)大久保龍 
1611 ミツカネベネラ牝3横山和生 55 2.27.0ハナ18-18-18-1833.918471.8438 +2(美)鈴木伸尋 
1736 ロンギングセリーヌ牝3石橋脩 55 2.27.9504-04-06-0536.316356.1498 +8(美)竹内正洋 
1847 スタニングレディ牝3三浦皇成 55 2.28.0クビ07-07-05-0536.417364.2448 -8(美)高木登 

LAP 12.8-11.3-12.7-12.8-12.6-12.2-12.3-12.2-11.9-11.6-11.4-11.8
通過 36.8-49.6-62.2-74.4  上り 71.2-58.9-46.7-34.8  平均 1F:12.13 / 3F:36.40
単勝  16 \1,090
複勝  16 \330 / 12 \190 / 18 \140
枠連  6-8 \700 (3)
馬連  12-16 \3,210 (12)
ワイド 12-16 \1,150 (13)/ 16-18 \790 (8)/ 12-18 \390 (3)
馬単  16-12 \8,450 (30)
3連複 12-16-18 \3,220 (10/816)
3連単 16-12-18 \30,330 (99/4896)

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