新潟競馬がJRA3つ目の左回りの競馬場に改装するとやらで改装中である。夏競馬といえば新潟であるが、今年の夏は福島と中山に開催が振り分けられる。今回はその中山開催の話題。といってもこれを書いている時点ではまだ中山開催は始まっていない。そこで、これから始まるであろう中山開催の見所を展望してみよう。
まず、新潟ナンチャラという名前の重賞が中山競馬場で行われる。以前も福島改装中の時にこの時期の中山開催があったが、その時も新潟記念は行われていた。中山競馬場で行われる新潟記念を見にいったら、案の定東京・中山でのファンファーレが鳴り響いていて、後ろにいた兄ちゃんが「せめて新潟記念だけは新潟のファンファーレを使って欲しいよな。」といっていた。
今年は新潟記念だけではなく新潟ジャンプステークスという重賞も行われる。中山競馬場で行われる新潟ジャンプステークス。中山競馬場の障害重賞といえば中山大障害でおなじみの大障害コースであるが、J・G3でもあれを使うのだろうか?もし使うのであれば新潟ジャンプステークスとはいえかなりハイレベルな一戦となる。レベルが高く落馬のリスクが高いのに賞金は高くない(ローカルG3並)となれば登録馬がいなくなるような気がするが、どうだろう?ローカル障害馬だけの大障害というのも見て見たいような気もするが。
また、大障害が使われないとしたら単なる普通の障害レースとなってしまう。せっかくの重賞が未勝利戦と同じコースで行われることになるのか。最後の直線がダートではなく芝にはなるだろうが、それでもオープン特別と一緒だ。それはそれで味気ない。それとも大障害コースは使わずに直線に置障害を置くというお決まりのパターンなのか?これが一番妥当なのかもしれないが、中山競馬場に置き障害という設備があるのかどうかはかなり疑問である。今まで使ったことがないのに。いざとなったら府中から借りてくればいいか。中山競馬場初のJ・G3。これがどのようなコースで行われるのかが夏の中山競馬の見所である。
さらに競馬ブックを読んでいたら隅っこにJRAからのお知らせとして夏休みの宿題キャンペーンというのが書いてあった。8/5からJR東日本や営団地下鉄の駅ポスター、雑誌、ウインズなどで宿題が発表され、毎週土日の先着2000名の答案用紙を採点、上位成績者から抽選で確実100名にプレゼントがあるそうである。ところで「抽選で確実100名」ってどういうことだ?ちなみにプレゼントの内容はオレンジカード、オリジナルトートバッグ、輪投げとヨーヨーのおもちゃセットなどが入った「JRA特製・宿題ごほうびセット」だそうである。
この「宿題」というのはどんな問題なのだろうか?「過去10年間で秋の天皇賞を2年連続連対した馬をすべてあげよ」とか「ナムラコクオーの毛の色は?」(馬鹿毛でも正解なんだろうか?)とか「JRA史上最年長のダービージョッキーは?」とかカルトな問題なのだろうか?
新潟ジャンプステークスの行われる8/20は宿題持って中山競馬場に行こう!!