2006年11月26日(日) 5回東京8日目 15:20発走
10R 第26回ジャパンカップ
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2400m

 マイルCSJCダートと見事に私の◎を裏切り続けたデットーリ。しかし、今回は真打ち登場である。この馬に乗るために日本にやって来たに違いない。ウィジャボードである。昨年のJCでは5着だったが、昨年はデットーリが乗っていなかった。今年こそは昨年の雪辱を果たすであろう。現に昨年2着のBCフィリー&メアターフでは、今年はデットーリを起用して勝っている。調子的にも昨年よりは上である。デットーリ騎手&ダンロップ調教師のコンビは先週のマイルCSでコートマスターピースで負けて悔しいから頑張るはずである。今年は外国馬の参戦が2頭しかなく寂しいJCとなってしまったが、その中の1頭に期待して本命とする。

 対抗はサマーシリーズ2000の覇者スウィフトカレント。夏の間から活躍していたのでそろそろペースダウンではというのが懸念されるが、秋天でも2着に来たのでまだまだ調子は衰えていないだろう。鞍上の横山典は2着に持ってくるのは神懸かり的なものがあり、特に今年はGI2着が多い。というかアル共も2着だったので、日曜メインの2着がやたら多いのか(過去2週日曜メインには出走無し)。紐で狙うなら外せない1頭である。また、森厩舎が2頭出ししていることも考えると勝負がかりと考えて良い。

 その他ではディープインパクトハーツクライの日本古馬陣のエース級が狙い目。3連単の3着付けとしては以上の馬の他にコスモバルクメイショウサムソンドリームパスポートといった「来てもおかしくない組」を押さえておこう。

結論
[3連単]
3→[1,2,6]→[1,2,6,7,10,11]・・・200pts(15点)

B馬名性齢騎手斤量
1 1 ハーツクライ    牡5 ルメール 57
2 2 スウィフトカレント 牡5 横山典弘 57
3 3 $ウィジャボード   牝5 デットー 55
4 4 ユキノサンロイヤル 牡9 *田中勝春 57
5 5 トーセンシャナオー 牡3 *後藤浩輝 55
6 6 × ディープインパクト 牡4 武豊   57
6 7 ドリームパスポート 牡3 *岩田康誠 55
7 8 フサイチパンドラ  牝3 福永祐一 53
7 9 $フリードニア    牝4 ジレ   55
810 コスモバルク    牡5 五十嵐冬 57
811 メイショウサムソン 牡3 石橋守  55

レース後のコメント
 結果を見てまず思ったこと。「ハーツクライどうしちゃったの?」11頭立て10着とブービーだが、ビリはやる前からほぼビリが決定的だったユキノサンロイヤルなだけに、まともに競馬になりそうな馬の中では実質ビリ。いくら調子が悪くてもトーセンシャナオーに6馬身差を付けられる馬だとは思えないのだが。休養明けというハンデはあったがちょっと負けすぎではないだろうか?

 レースの方はというと、まずファンファーレが鳴って枠入りとなった時に場内実況のアナウンサーが「世界が注目しておりますジャパンカップ」と言ったので、思わず「してねぇよ」とツッコミを入れてしまった。例年のJCならともかく今年は海外馬の参戦が2頭しかいない上に史上最小頭数のJCである。日本国内ではそれなりに盛り上がったが、「世界」はさほど注目していない筈である。

 スタート後は断然1番人気のディープインパクトが最後方、3番人気ウィジャボードが後方から2番手と有力どころは後方から脚を溜めての勝負。今年は米国からの参戦が無いこともあり無理をしてでも前に行こうという馬がいないためスローな展開となった。コスモバルクは久々に逃げる。これが本来のバルクのレースであり、展開にも恵まれたので今回は行けるかと思ったが、結局4着。

 勝ったのはディープインパクト。我が本命ウィジャボードは3着。これらの後方一気の馬の間に割って入って2着だったのがドリームパスポート。ディープインパクトは、ドリームパスポートやウィジャボードの激しい2着争いなんか関係ないというような見事な勝利。着差以上に強さを感じさせるレースぶりで世界一の座に輝いた。このメンバーで世界一と言っていいのかどうかは不明だが(^^;

 2着のドリームパスポートはまたしても2着である。3冠の成績もあのロイヤルタッチを上回る成績だったし(ダービーの着順が1個上であとは同じ)、相手がディープインパクトでもがっちり2着をキープ。そして、デビュー以来12戦連続3着以内をキープ。3着だった新馬を見たときは誰がここまでの馬になると想像しただろう。叔父があのステイゴールドなのでそういう血が流れているのだろう。

 ウィジャボードは惜しくも3着。昨年よりは着順を上げている。さすがはデットーリというところだが、ディープインパクトには敵わなかったか。実質ドリームパスポートにも先着されているが、もし、ウィジャボードが勝っていても2着はやはりドリームパスポートだっただろうから、「ディープインパクトに敗れた」というのは正しい表現だろう(と思う)。

外れ



2006年11月26日(日) 5回東京8日 天候 : 小雨 馬場状態 : 良
【10R】 第26回ジャパンカップ
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2400m 11頭立
馬名性齢騎手斤量タイム着差通過順上3F単勝体重増減調教師賞金
66ディープインパクト牡4武豊   57 2.25.111-11-11-0733.5 11.3436 (栗)池江泰郎25000
67ドリームパスポート牡3岩田康誠 55 2.25.405-04-05-0434.1 516.2466 0(栗)松田博資10000
33ウィジャボード  牝5デットー 55 2.25.51/210-10-09-0733.9 39.5466 [外]ダンロッ6300
810コスモバルク   牡5五十嵐冬 57 2.25.701-01-01-0134.9 640.9510+10[地]田部和則3800
78フサイチパンドラ 牝3福永祐一 53 2.25.911/204-04-03-0334.8 852.6502 0(栗)白井寿昭2500
811メイショウサムソン牡3石橋守  55 2.25.9ハナ06-06-06-0434.5 416.0514 -4(栗)瀬戸口勉 
79フリードニア   牝4ジレ   55 2.26.01/209-09-09-1134.3 990.2424 [外]ハモンド 
22スウィフトカレント牡5横山典弘 57 2.26.13/407-06-06-0734.6 743.3482 -2(栗)森秀行  
55トーセンシャナオー牡3後藤浩輝 55 2.26.731/202-02-02-0235.810151.1446 -6(栗)森秀行  
1011ハーツクライ   牡5ルメール 57 2.27.702-03-03-0436.4 25.8500 (栗)橋口弘次 
1144ユキノサンロイヤル牡9田中勝春 57 2.28.331/208-08-06-0736.811217.8474 +8(美)増沢末夫 

LAP 13.1-11.5-12.4-12.1-12.0-12.7-12.7-12.4-11.9-11.5-11.3-11.5
通過 37.0-49.1-61.1-73.8  上り 71.3-58.6-46.2-34.3  平均 1F:12.09 / 3F:36.28
単勝  6 \130
複勝  6 \110 / 7 \210 / 3 \190
枠連  6-6 \750 (4)
馬連  06-07 \750 (3)
ワイド 06-07 \270 (2)/ 03-06 \280 (3)/ 03-07 \840 (12)
馬単  06-07 \860 (3)
3連複 03-06-07 \1400 (4/165)
3連単 06-07-03 \3830 (12/990)

予想の表紙に戻る
競馬のお時間に戻る