さて今年で第9回を迎えました、皆さんおマチカネなのかどうかはわかりません私的年度代表馬発表の季節がやって参りました。私的年度代表馬とは何か?それは「
年間を通じて最も私の印象に残った馬」に与えられる称号である。選考基準はそれだけ。あちこちのページで「私が勝手に選ぶ年度代表馬」だとか「裏年度代表馬」とかいう名前でやられているものである)。
ここで昨年までの私的年度代表馬を振り返ってみよう。っとここまで昨年の使い回しである。
昨年の年度代表馬シルククルセイダーが、
スマートボーイ記念平安S(私的GI)を勝ってくれたら文句無しに2年連続代表馬だったのだが、残念ながら8着に敗退してしまった。
というわけでこれらの馬に続き競馬史に新たな1ページを(あくまで私の脳内で)刻むことになった、2007年の私の年度代表馬は、、、
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アストンマーチャン
6年ぶりにGI馬が私的年度代表馬に輝いた。別に馬券的には特に思い入れがあるわけではない。しいて言えば桜花賞の時に「どうせオークスでは通用しないだろうから桜花賞で勝負をかけてくるだろう」と思って本命にしたら見事な惨敗だったってことか?
アストンマーチャンが年度代表馬に選出された理由はずばり、「中舘が乗って逃げてGIを勝った」ということである。この年のスプリンターズSで中舘騎乗でアストンマーチャンが逃げ切った。中舘にとってはヒシアマゾン以来13年ぶりとなるGI勝ちだった。その中舘といえば「逃げ」であり逃げ騎手の代名詞的存在であるが、今までにGI勝ちはヒシアマゾンで差して勝ったことしかなかった。このままいくと引退後に「代表的騎乗馬:ヒシアマゾン」となってしまうが、それではイメージに思いっきり反しているので、引退前に逃げ馬でGIを制して欲しい、とヒシアマゾンが勝った後あたりからずっと言い続けてきた。一応ツインターボという名逃げ馬がいるのだが、やはりGIを勝った馬という方が後から見た場合のインパクトは強いだろうし。これだと中舘引退後に競馬を始めた人に「間違った印象」を植え付けてしまいそうだった。
しかし、アストンマーチャンでスプリンターズSを逃げ切ったので、堂々と「代表乗り馬アストンマーチャンの逃げの名手中舘英二」と後世にも正しい姿が残ることとなった。ずっと追いかけ続けてきて、一時期はローカルで名前を見つけると無条件で馬券を買っていた騎手に「らしいレースぶりでGIを勝たせた」ということに敬意を示してアストンマーチャンに私的年度代表馬の称号が贈られることとなった。
[おまけ:その他の候補馬]
- ◆コウエイノホシ
- 私の好きな障害の名馬コウエイトライの甥。3/10の500万条件戦で田中克典騎手から公営の下原騎手に乗り替わり、単勝万馬券での勝利を演出した。単複5000円で勝負していた私は13万円以上の配当を手にすることができた。次走も下原騎乗で2005年私的年度代表馬チーフシャトウの2着に入り、この2頭のワンツーを買っていた私の馬券に貢献。以降は穴っぽいところも無くなり人気の時だけ馬券になる馬に成り下がってしまったが馬券的貢献度大の馬だった。
- ◆ナナヨーティアラ
- 12/9の六甲アイランドSで私はウインレックスから15点流しで勝負していたが、そのウインレックスが単勝94倍の人気薄で見事な勝利。その時に2着に突っ込んできたのが、これまた人気薄のナナヨーティアラである。軽ハンデの酒井ということで一応押さえておいたのが功を奏した。おかげで馬連19万馬券的中。私の馬券歴15年で2番目の高配当的中だった。
- ◆ピンクカメオ
- NHKマイルCでは2、3着が多い馬であるローレルゲレイロが出走。また、馬を2着3着に持ってくることにかけては天才的な小林淳一騎乗の最低人気ムラマサノヨートーにも注目。そして2着がローレルゲレイロ3着がムラマサノヨートーだった。そして勝ったのはブービー人気のピンクカメオ。ムラマサノヨートーからは馬連総流しをかけていたのだが3連系の馬券は買っておらず。ローレルゲレイロからは相手を絞り込んでいてピンクカメオは買っていなかった。先の2頭の2,3着着けの3連単総流しを買っていたら970万馬券が的中だったのに・・・。せめて3連複を買っていたら120万馬券的中だったのに・・・。獲ろうと思えば獲れる馬券でこういう大物を取り逃したのはかなりショックだった・・・。
- ◆ムラマサノヨートー
- 前述のNHKマイルCでもうちょっと頑張って2着に来てくれれば馬連27万馬券的中だったのに・・・。それでも3連系を当てられなかったことは悔やんだだろうが、せめて馬連は当てたかったものだ。