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2017年私的年度代表馬発表!

18/1/4


 さて今年で第19回を迎えました、皆さんおマチカネなのかどうかはわかりません私的年度代表馬発表の季節がやって参りました。私的年度代表馬とは何か?それは「年間を通じて最も私の印象に残った馬」に与えられる称号である。選考基準はそれだけ。あちこちのページで「私が勝手に選ぶ年度代表馬」だとか「裏年度代表馬」とかいう名前でやられているものである)。っとここまで昨年までの使い回しである。

 というわけで、ここで昨年までの私的年度代表馬を振り返ってみよう。

 というわけでこれらの馬に続き競馬史に新たな1ページを(あくまで私の脳内で)刻む事になった、2017年の私の年度代表馬は、、、





クイーンマンボ


 またしても私の出資馬が私的年度代表馬に選出された。去年の私的年度代表馬は出資馬ではなかったのでまあいいだろう。クイーンマンボという母の母の父の名馬キングマンボの名前を女性型にしただけのベタな名前の馬だが、3歳のこの年に重賞2勝と活躍してくれた。

 スズカマンボの姪であり父もマンハッタンカフェということで芝での活躍が期待されて芝でデビューしたが、仕上がり途上ということもあってか惨敗。しかし、その後ダートに転向すると2連勝し、牡馬混じり時の重賞兵庫チャンピオンシップでも3着に好走。そして、川崎競馬場で行われた関東オークスを見事に制覇した。私の出資馬ではサンビスタに続く重賞勝利である。デビューは芝の方のオークスを勝つと期待していたのだが(笑)。

 その後、ブリーダーズゴールドカップは伏兵マイティティーに敗れ2着に甘んじた。秋は秋華賞を目指してローズSに出走したが、12着に惨敗。同じ角居厩舎のラビットランが同レースを勝って秋華賞の権利を手にしたこともあってか、秋華賞には出走せずダートに戻ることとなった。

 そしてダートに戻るとレディスプレリュードを見事に圧勝。ダートの牝馬路線では無敵の強さだ。口取り権利が当たっていたので口取り式にも参加した。これでJBCレディスクラシックに向けて順風満帆だ。…と思っていたらJBC最終投票当日に挫石のため回避が発表された。出てくれば1番人気は確実だったしかなり期待していたのでかなりショックだった。心の中にぽっかりと大きな穴が開き、虚脱感に苛まれた。

 しかし、まだ3歳(これを書いている時点では年が明けて4歳)。これからの馬である。今年はさらなる飛躍に期待しよう。脚元は弱いがこの時期のサンビスタよりは良い成績を残していることだし。


[おまけ:その他の候補馬]
◆オジュウチョウサン
クイーンマンボとどちらを私的年度代表馬にしようか最後まで迷ったのがこの馬である。私がこの年最も名勝負だと思っているレースは暮れの中山大障害だ。アップトゥデイトとの見事なまでのマッチレースを披露し、そして勝利を手にした。春の中山グランドジャンプも勝っており、この年の障害ナンバーワンの馬である。他に強い馬がいないのならともかく、アップトゥデイトという好敵手がいてその馬とのマッチレースを制しレコードを叩き出したのだから、単に強いということに留まらず、観るものに感動を与えるドラマチックな馬である。あの中山大障害は内馬場で観ていたが、スタンドから最後のデッドヒートを観たかったな。
◆インカーテーション
私が注目している種牡馬シニスターミニスターの産駒の一頭。春のマーチSで本命にしたところ10番人気の低評価ながら見事に勝利を飾り万馬券を的中した。それだけではなく、秋の武蔵野Sでも本命にしたところ6番人気で勝利して相手にも人気薄を連れてきてまたしても馬連万馬券を的中した。重賞で2度も万馬券的中に貢献した。この年の馬券的な貢献度は間違いなくナンバーワンであろう。
◆ホーミー
4/23の福島8レース若手騎手限定戦で森一馬騎手を背に14番人気ながら2着に来て、勝ったイソノヴィグラスとのサウスヴィグラス産駒のワンツーで馬連2万馬券を叩き出した。この年私が馬券を的中した中では最高配当である。勝ったイソノヴィグラスではなく2着のホーミーが私的年度代表馬にノミネートされたのは人気がなかったから。人気薄の馬が激走したから大きな配当が得られたのである。

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